はじめに
鉱物を集め始めたきっかけは、自分で書いた小説です。
執筆中の「私はメイドです!~お嬢様の世界征服に舞い込まれた哀れな日々~」の17話に、ヨハンというキャラクターが鉱物を集めているエピソードを書きました。書いているうちに「実物はどんな感じだろう」と気になり始め、旅先の鉱石博物館で気づいたら買っていました。
鉱物を買い始めると、気づけば石が増えていきます。
最初は**鉱物ケースL(パーキーケース)**を使っていました。透明な蓋つきのケースで、ラベルを入れて1石ずつ飾れます。これはこれでちゃんとしています。




黒いケースに収めると、石の色が映えます。

ただ、使い続けるうちに不満が出てきました。
ライトで照らしたい石があっても、ケースの中では照明が当てられません。標本によってはサイズが微妙に合わず、がたついたり逆に入らなかったりします。石の数が増えるにつれてケースが積み重なっていく一方で、取り出さないと何が入っているかわからない状態が続きました。
色々試しているうちに気づきました。個別に分けて管理しようとするから無理が出ます。最初から鉱物専用の棚を用意して、まとめて飾ればいい。そう思うようになって、棚を買いました。
棚を選ぶ
条件は3つ。
- 標本が見やすいこと(上から見下ろす配置はNG)
- ホコリがたまりにくいこと
- 見た目がそれなりにいいこと
ガラスケースのような完全密閉型は高いし重いです。調べていくうちに、アクリルパネルをポールで固定するタイプの棚に行き着きました。
選んだのは LORAK のフィギュアケース(幅30×奥行30×高さ120cm、4段、LEDライト付き、ウォルナット色)。高透明度のアクリルパネルで、パネル越しでも標本がクリアに見えます。フィギュア向けの商品ですが、鉱物標本にもぴったりです。組み立て式で一人で作業できるのも決め手でした。
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組み立てる
部品の数が多かったです。
棚板、アクリルパネル、各種ねじ類と開けていくと、説明書が入っていました。ただ、これが今回の商品と違うものでした。正しい説明書は探せば手に入ったのかもしれませんが、面倒だったので同梱の説明書を参考にしながら内容を確認しつつ試行錯誤。なんとか完成させました。1時間ほどかかりました。
ひとつ気になったのは、パネルが外れやすいこと。このタイプの棚は柱がなく、斜めからも標本が見やすいのが利点なのですが、その構造上パネルが固定されにくい部分があります。一度組んだ後も、触れ方によってパネルがずれることがあるので注意が必要です。
LEDは付属のもので、棚の上部から各段を照らす仕様です。光量は十分で、棚の中がちゃんと明るくなりました。
石を並べる
ここが一番たのしいところです。
箱の中に仕舞い込んでいた標本を全部出して、並べ方を考えます。大きい石を後ろ、小さい石を前。光を反射するものは照明が当たりやすい位置に。

4段あると思ったより余裕があります。全部並べてもスカスカしない程度の密度に収まりました。
1段目には大ぶりの標本を。

ラベルをレイアウトすると、一気に「展示品」らしくなります。
ラベルはAdobe Illustratorで自作しました。文言はClaudeに生成してもらったものです。
石のパワーや癒し効果にはあまり興味がなく、載せているのは組成・抽出方法・歴史的経緯など、どちらかというと理系寄りの情報です。小説を書く上でリアリティを出すために必要な知識を中心にまとめました。手間はかかりますが、市販のラベルにはない統一感が出ます。
2段目には小〜中サイズの標本を。

色と形がバラバラな石が並ぶと、棚としての賑やかさが出ます。
ちなみに湿気対策として、棚の天井部分にシリカゲルを養生テープで貼りつけました。見えない場所なので貼り方は雑でいい、という割り切りです。

並べてみてわかったこと
飾ると、石の印象が変わります。
箱の中では「石のかたまり」だったものが、照明の下に置いて少し距離を取ってみると、ちゃんと顔があります。色のコントラストも、クセのある形も、並べて比べることで初めて気づく部分がありました。
「買いすぎた」と思っていた標本も、棚に並べると全然足りない気がしてきます。これは危険です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 棚 | LORAK フィギュアケース 幅30×奥行30×高さ120cm 4段 ウォルナット色 |
| 照明 | 付属LEDライト(本体一体型) |
| 組み立て時間 | 約1時間 |
箱の中に眠っていた石が、やっと見えるところに出てきました。次は何を買い足すかより、今ある石をちゃんと知るところから始めようと思います。
