はじめに
突然ですが、最近23区内から多摩地区へ引っ越したのを機に、車を買いました。
電車があれば事足りていた生活から、急に行動範囲が広がった気がして、せっかくなら使い倒したいという気持ちになりました。
目標として決めたのが、SA・PAスタンプラリーと道の駅スタンプラリーの制覇。スタンプを理由にすれば、行き先に困らないし、行ったことのない場所に足を運ぶ動機にもなります。



ということでこの記事は、その第一弾の記録です。
第一弾の行き先として選んだのが、群馬・藤岡。なぜ藤岡か?
AIに勧められたからです。
道中:関越道でスタンプを刻みながら北上
圏央道から関越道へ。SA・PAに寄りながら旅するのがこのシリーズのスタイルです。

まず嵐山PAでスタンプを押しました。

続いて寄居PA。「ネギラーメン」の幟が目立ちます。次に来たら食べようと心に留めておきました。

上里SAはGW最終日とあって賑わっていました。
ふじの咲く丘:着いたら枯れてた
「ふじの咲く丘」は、群馬県藤岡市にある全長250mの藤棚が有名なスポットです。4月下旬〜5月上旬にかけてふじまつりが開催されます。入場は無料。

着きました。
……藤の花はすでに終わっていました。悲しみ。
藤棚の中に入った瞬間、薄紫がかろうじて残ってはいるものの、房が細くてスカスカなのがわかりました。香りもほとんどありませんでした。盛りを過ぎた花特有の、少し寂しい空気が漂っていました。
GW後半(5月6日)は遅かったです。見頃は4月下旬〜5月3日ごろまでを狙うべきだったと思います。来年行く人は、SNSで現地の開花情報を確認してから出発するのが断然おすすめです。
それでも250mの棚の規模感は伝わってくるし、満開の時期に来ればここはきっとおそらく、相当なものなのではないかと思います。いつかリベンジしたいです。
道の駅 ららん藤岡:気を取り直す
絶望しながらも、気を取り直して道の駅 ららん藤岡へ向かいました。藤岡ICから近く、広場に噴水があって開放的な雰囲気の大型道の駅です。

ここは「肉の駅」というコンセプトらしく、牛串でも売っているのかと思っていたら、本当に生肉が売っていました。確かに肉の駅でした。
館内には藤岡ラーメンの店があって、11時開店なのに開店前から人が並んでいました。そういう行列ができる店には理由があります。次は来ます。
敷地内には小さな観覧車もあります。イタリア製らしいです。道の駅に観覧車があるというのが独特で、子どもが喜びそうです。
そこでこんにゃくアイスを発見しました。
群馬といえばこんにゃく、だからきっとこんにゃくアイスなのでしょう。

バニラ&いちごの2フレーバー。その昔学生時代に軽井沢方面へ来たとき以来の味でした。懐かしくて即購入。
食感が不思議で、こんにゃく特有の柔らかい弾力とアイスの味が両立しています。初めて食べる人は「なんだこれ」となるはずです。変わらず美味しかったです。年単位のブランクを感じさせない安定感があります。
枯れた藤で失われたテンションが、こんにゃくアイス1本で少し戻ってきました。
三波石峡:急遽向かったら、予想外に良かった
実は三波石峡、冒頭で触れたルート提案の中に含まれていた場所でした。ただ藤岡市街からやや離れているため、プランから外していました。
藤棚が終わっていて絶望したため、「じゃあ行くか」と急遽向かうことにしました。
道中の道が狭いです。かなり怖いです。
山間部に入ると道幅がぐっと狭くなり、車のすれ違いが基本できないレベルです。今回はたまたま対向車が来なかったのですが、来ていたらだいぶ大変だったと思います。さらに、ナビの案内通りに進んでいたら途中で案内された道が消失するというハプニングもありました。別ルートで迂回してなんとか到着。
駐車場に着いたら3台しか止まっていませんでした。GW最終日とは思えない静けさ。穴場なのか、知る人ぞ知る場所なのか。

着いてみると、神流川沿いに巨岩奇岩が連なる本格的な渓谷でした。新緑が水面に映えて、思っていたより遥かに絵になる場所です。

吊り橋を渡りながら眼下を見下ろすと、岩と緑と川が広がります。遊歩道は整備されていますが岩場もあるため、歩きやすい靴で来るのがおすすめです。

橋の上から見渡すと、奥にダムの壁面が見えます。このスケール感が昇仙峡に近い雰囲気で、渓谷好きには刺さります。
道の駅 上州おにし:ダムカレー、そして二重絶望
三波石峡のすぐそばにある道の駅 上州おにし。山小屋風の外観が落ち着いた雰囲気で、神流川沿いに静かに佇んでいます。

ここで昼食にしたのがダムカレーです。
注文のとき「大」のつもりで頼んだら、出てきたのは特大でした。中1,000円・大1,200円・特大1,400円。

三角形に成形されたご飯がダムの堤体を、カレーが貯水を表現しています。写真で伝わるでしょうか、この迫力が。唐揚げも1個が手のひらサイズで、ボリュームの暴力。

食べ進めると「ダムが決壊してカレーが流れ出す」演出があるはずだったのですが、その前にサラダが先に決壊しました。トレイの上に静かに崩れ落ちました。
こんにゃく天そばも頼みました。

蕎麦がそうめんくらいの細さで、見た目に驚きました。細さはそうめん、味は蕎麦。こんにゃくの天ぷらも特によかったです。こんにゃくを天ぷらにするという発想が自分にはなかったのですが、こんにゃくの産地・群馬らしい一品だと思いました。食事のクオリティは全体的に高いです。
食後、スタンプを押そうとしてスタンプ帳を取り出したとき、あることに気づきました。
2024-2025年版でした。期限は2026年3月。

今日は2026年5月。これまで押してきた道の駅スタンプがすべて無効でした。藤岡の枯れた藤に続く、本日二度目の絶望です。
道の駅 八王子滝山:都内唯一の道の駅で仕切り直す
帰り道に道の駅 八王子滝山に立ち寄りました。

実はここ、東京都内唯一の道の駅です。スタンプラリー的には外せない存在です。
そしてここで2026-2027年版のスタンプ帳を購入しました。気持ちを切り替えて、仕切り直し。第一弾にして早くも「正しいスタンプ帳でのスタート」という再出発になりました。

まとめ
藤は枯れていました。スタンプ帳は期限切れでした。絶望が2回ありました。
それでも三波石峡は良かったですし、ダムカレーはど迫力でした。こんにゃくアイスで学生時代を思い出しました。
藤の見頃は4月下旬〜5月3日ごろまで。 SNSで開花状況を確認してから行くのがおすすめです。5月上旬はもう遅いです。スタンプ帳は最新版かどうか確認すること。 これは自戒を込めて。
三波石峡は今回の旅で一番の収穫でした。単体でも行く価値があります。次は道幅の狭さに慣れた状態で、もう少しゆっくり歩きたいです。
そして道の駅スタンプラリー2026、滝山から始まったのです。
